暫定税率の期間が切れるため下がる可能性が出てきた
すでに燃料税・取得税が本来の税率に戻っています。
5月から重量税が本来の税率に戻る可能性が出てきました。
自動車保有者にうれしいことが起こってきています。
夢でないことを祈りたいものです。
9種類もある自動車にかかる税のうち、
- 自動車取得税・
- 自動車重量税・
- 燃料税(揮発油税)・
- 地方道路税・
- 軽油引取税
暫定的に上乗せで税が課せられています。
これらは、いずれも道路特定財源として、道路整備に使用されることになっていますが、これまで何度も道路整備計画時に、その不足した財源を確保するために暫定的に増税してきました。
例えば、自動車取得税の税率は3%であるのに対し、74年(昭49)から5%の暫定税率が2%も上乗せされており、自動車重量税も本来はは0.5トンごとに年 間2,500円ですが、74年から年間5,000円、76年からは年間6,300円と、本則の2।5倍もの暫定税率が適用されています。また、ガソリン税 は1।87倍という重税となっています。
これまで、道路整備計画の更新等により、暫定税率の適用期限がくると、その都度、暫定措置として税率ならびに適用期限を延長してきていますが、自動車取得 税やガソリン税等をみると、74年(昭49)から25年もの長期にわたって“暫定”が続いています。
バブルの頃は私ども庶民も多少余裕があったので文句が出なかったが今は事情が違います。
本来の税に戻すことが望ましいと思います。